物理学的考察

 

素粒子の振る舞いは心霊現象の原因になるのか
私たちの身の回りの物質及び自らの身体も全ては「素粒子」で出来ている。
この「素粒子」は、それ自体色も持たず、温度も持たず、また固さや柔らかさなどという性質も持たないという事はいうまでもなく、少しひねくった言い方をすると、素粒子とはこれこれの色を持つとか、これこれの温度を持つとかいう文章の主語になれないような物である。
簡単に言えば素粒子とは位置と運動量を同時に持つことが出来ない代物である。
                           ー朝永 振一郎ー
素粒子は人が観測していない時には形態の無い「波動」の状態なのに、一旦観測
しようとすると形態を伴う「粒子」のように振る舞うという不思議な現象を
現します,これは目に見える通常の世界では到底ありえないことです。
そのうえ、あたかも人の意識に呼応しているかのような素粒子の変容におどろかされます東洋哲学には「色即是空・空即是色」という教えがあるように色(形態・粒子)も空(形態を伴わないエネルギー)も一体と考えます。
 量子力学の生みの親であるマックス・プランクもこの事実を驚きを持って受け入れ「意識は物質よりも根源的で物質は意識の派生物に過ぎない」と述べている。
実際に重さがほとんど無いエネルギーの高い(ガンマ線)が重さのある2つの素粒子(電子と陽子)に変化する現象は電子対創成として現代物理学では広く認められています。
従って「波動から形態を持つ物質が生じる」という現象も仮説ではなく、すでに定説として受け入れられていると言えます。
                                          ー長堀 優(ゆたか)ー
                                          (日本臨床科学評議員)
電磁波は心霊現象の1つの原因か
思い込み以外に異常な経験をする原因として挙げられるのは、電磁波が人体あるいは脳に影響するという
事があるようです。
例えば、ペルティエ効果と呼ばれる現象は地面の断層の割れ目に水が溜まりそこに雷などが原因で
電気が帯電し巨大な電池の役わりをしている場所に家などが建った場合、電磁気の変化や音の発生、
温度の変化が発生して人間の脳に影響を与える場合があるようです。
いわゆる幽霊目撃の多い場所は、そのような電磁波の影響で脳が刺激を受けて異常な現象が現れている
可能性があります。
 電磁波を測定できるトリフィールドメーターを持ち込めば反応が見られる場合があるようです。
人間の脳内では電気信号によって情報のやり取りが行われているが、その情報をコントロールして視覚や聴覚それに触覚などに
影響を与えて、幽霊が自分の姿を見せたり声を聞かせたり触る感覚を覚えさしたりすることが可能なのか不思議で仕方ないのです。
高次元の多宇宙仮説
この世界の、例えば数センチ隣に別の世界が有っても我々は気が付かないという仮説です。
次元が違う世界なので隣り合わせと言っても、我々が知っている隣り合わせではありません。
この世界の数センチ先ならば誰でも気づくと思うのですが、我々の住んでいる次元と違う方向の次元の軸があるとしたら、それは我々には見えないのです。
 死後の世界があるとすると、多次元の宇宙みたいなものが実際は隣り合わせで、そこと何らかの接触があった可能性はあるのではないでしょうか。
意識が物質を生み出せるのか
「波動」である素粒子が意識の介在により物質である「粒子」に変容するという実験結果を考慮に入れるなら「意識が物質を生み出す」という唯物論を揺るがしかねない衝撃的な仮説も,もはや仮説では亡くなってくる。
 つまりこれまでは脳が意識を生み出すと考えられてきましたが、もし意識が目に見える物質を生み出すならば意識が脳という物質を生み出すという仮説も成り立つのではないか。そうであれば、肉体と言う物質が滅しても意識まで消滅することはない、すなわち人間が死んでも意識は残ると言えるのではないか。
 ペンローズ博士は「物質そのものがある意味では精神的な存在である」と言っている。さらに「心臓が止まると意識は脳の外に出て拡散する、蘇生しなければ意識情報は宇宙にあり続ける」と述べている。
                                       ー長堀 優(ゆたか)ー
                                      (日本臨床科学会評議会)
全ての物質は情報で出来ている
全ての物質は情報で出来ているという世界観を持っている物理学者は世界中に多くいる。
それほど情報は重要なわけです、情報がなければそもそも存在すら定義できない、情報があることが存在するという事です。
 例えば、赤いリンゴは人工知能には波長の数字としてデータが入ってくるだけです、ではどうして人間には赤くておいしそうなリンゴに見えるのでしょうか、それは人間の脳がそのようにカテゴライズした方が便利だからです、リンゴに触った感触もすべて脳が作り出したのです。
                                           ー竹内 薫ー
                                          (作家・理学博士)
真空中のエネルギーについて
「場の量子論」という物理理論によれば、発生源のないエネルギーの量は「無限大」です、真空中の中に無限大のエネルギーが
潜んでいるなんて信じられますか?
 しかも、無限大のエネルギーを持つにも関わらず真空には温度が存在しないのです。まるで「幽霊エネルギー」です、真空内にエネルギーがあることは分かっているのに取り出すことはおろか観測することさえ出来ないようなのです。
意識とは物質なのか
人間の身体は物質で出来ている、もちろん脳も物質で出来ている。
 では意識はどうなのか、脳が意識を生み出すのであれば肉体が滅すれば意識も消失してしまうのではないか。
しかし人間は身体を失ってもなお我々生きている人間の中に現れて来るのです心霊現象という形態をとって私たちの前に見え隠れしながらその存在を現すのです、それが脳の中に構築されたリアルな体験であっても人間はたしかに体験するのです。
ではその存在しているようなしてないような体験を与えてくれるものは一体何でしょうか。
「仮に私たちの住む世界が本当はホログラフィク宇宙論が示すような姿であるとすれば、過ぎ去ってしまった人生の一つ一つの場面や人の意識・記憶といった形を持たないものも宇宙の何処かに保存されているかもしれない」死後の世界を垣間見てしまった人々は時間や空間を超えて肉親と会ったり、知るはずのない死者の記憶を子供たちが語りだしたりするのも、いわばこの「フィルム」に記憶された情報に何らかのきっかけで触れたためだと考えることも可能となる」
                                         ー斎藤 忠資(ただし)ー
                                          (広島大学元教授)
「心」は自然現象の一部なのか
心は脳の中の物質の振る舞い、より具体的に言えば神経回路の振る舞いに随伴する現象である。
そして脳の中の神経回路の振る舞いは極めて複雑であるが、物質である以上究極的には物理的法則で記述することが出来るはずである、
したがって随伴現象としての心も物理法則に従うはずである。
 心の動きを支配するものが脳の物質の振る舞い以外に存在するような剥き出しの二元論は私にはとても受け入れられない。
なぜならば、「こちらの世界」と「あちらの世界」=物質がどのように相互作用するのか私には皆目見当がつかないからだ。
 つまり心・意識・精神など、どんな言葉を使うにしろ我々自身であるこの「妙なもの」は、素粒子を記述する物理法則と同様、自然法則の一部であるとみなされなければならないという事だ。
                                         ー茂木 健一郎ー
                                         (生物物理学者)
心霊現象は情報エネルギーの振る舞いなのか
科学は自然が織りなす現象の一部を取り出しその成り立ち、仕組みを解明するのにとどまっているのであって、最大の疑問はそれが「なぜ」起こったのか、または起こるのかは理解しょうがないと思われる。
宇宙がどのようにして生まれたのかはある程度解明することが出来ても、この宇宙がなぜ生まれたのか、生物はなぜ生まれて死んでいくのか、その答えを出すことは容易ではない。
 あらゆる生命は生まれてはやがて死んでいく、その現象が生命の妙なる振る舞いならばそれはもはや宇宙の法則が存在して、その法則に従って全ては流転していくのではないでしょうか。
                                
                                        ー心霊現象考察クラブー